Web業界で働くなら!知っておきたい業界用語

Web業界で働きはじめたばかりの人で、最初に苦戦することの一つに挙げられるのが「業界用語」です。ここではWeb業界でよく使われる専門用語をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

ア行

・アクセシビリティ

「Webアクセシビリティ」とも呼ばれています。利用環境やハンディキャップなどに左右されずに、Webサイトをストレスなく利用できること(または利用しやすい度合い)のことを指しています。たとえば、文字サイズ・色や画面サイズの最適化、音声によるWebページの読み上げ、動画の字幕表示などが工夫されているサイトはアクセシビリティが高いサイトと言えます。

・HTML(エイチティーエムエル)

「HyperText Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)」の略です。Webページを制作するためのマークアップ言語のことです。

・SEM(エスイーエム)

「Search Engine Marketing(サーチ・エンジン・マーケティング)」の略です。検索エンジン経由でWebサイトへの来訪者を増やすためのマーケティング施策の総称です。

・SEO(エスイーオー)

「Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)」の略です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果で、上位表示させるための施策のことを指しています。

カ行

・クラウド

「クラウド・コンピューティング」の略です。インターネットなどのネットワークを経由して、サービスを提供する利用形態のことを指しています。

・コーディング

マークアップ言語やプログラミング言語によりソースコードを記述する作業のことを指しています。Web制作において、その作業を専門に行う職種の人は「コーダー」と呼ばれています。

・コンバージョン

商品購入や問い合わせ、資料請求、会員登録といったWebサイトにおける最終的な成果のことを指します。「Conversion(コンバージョン)」を略してCV(シーブイ)と言われることもあります。

サ行

・サーバ

ユーザーからの要求に対してサービスを提供するコンピューターのこと指します。たとえば何かしらのWebサイトのページを閲覧する場合、ユーザーから情報を持っているサーバに要求をした結果として、Webサイトのページが表示されます。

・サイトマップ

ユーザー向けと検索エンジン向けのサイトマップがあります。ユーザー向けのものをHTMLサイトマップと呼び、どのページがどこにリンクするのかなどのWebサイトの構成がまとめられたページのことを指します。検索エンジン向けのものはXMLサイトマップと呼ばれ、検索エンジンにWebページの認識を促すことができるファイルのことを指します。

・CSS(シーエスエス)

「Cascading Style Sheet(カスケーディング・スタイル・シート)」の略です。スタイルシートとも呼ばれています。Webページの見た目(文字の大きさや色、背景色など)を指定するための言語のことです。

・CMS(シーエムエス)

「Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)」の略です。専門的な知識がなくてもWebサイトのページ作成などができるシステムのことを指しています。

タ行

・テキストエディタ

テキストファイルを作成・編集するためのツールのことです。代表格としてはWindowsではメモ帳、MacではTextEditなどが挙げられます。

・デフォルト

基本的・標準的・初期設定といった意味で使用されている言葉です。

・ドメイン

たとえばWebistのURLを例に挙げた場合、「https://webist-cri.com」の中の「webist-cri.com」がドメインに当たります。情報がどこにあるかを示す、インターネット上の住所のようなもので、世界中で全く同じドメインが存在しないように管理されています。

ナ行

・ナーチャリング

養育する、育成するという意味の言葉です。見込み客である方を有望な見込み客へと育成するマーケティング手法のことを指しています。

・ナレッジ

企業などの組織にとって、有益な知識・事例・経験・ノウハウなど付加価値のある情報のことを指しています。

ハ行

・バックエンド

ユーザーや他のシステムから見えない部分で、データの処理や保存などを行う要素のことを指しています。エンジニアやデベロッパーと呼ばれる人の活躍の場としても活用される言葉です。データベースの管理などを行うシステムのこともバックエンドと呼び、逆にユーザー等と直接やり取りをするシステムのことをフロントエンドと呼ばれます。

・バッファ

時間・データ・人といった要素に、余裕を持たせていることを表す言葉です。

・バナー

元々は垂れ幕という言葉の意味で、Web業界でいうと、Webサイト上に表示される広告画像のことを指しています。

マ行

・マージ

合併する、融合するという意味の言葉で、Web業界では複数のファイルやデータをルールに従って一つに統合することを指す意味でも使用されます。

・マイルストーン

ソフトウェア開発といった案件の進捗を管理するために、途中で設ける節目のことを表す言葉です。日付やイベントの節目にも使われることがあります。

・ミニマルデザイン

デザイン手法のひとつで、見せたいものや伝えたいことの中から引き算をしていき、最小限度におさえたデザインのことを指しています。余分なものをそぎ落とすことで、ユーザーにより明確にメッセージを伝えることができます。

ヤ行

・ユーザー

利用者・使用者・消費者を指す言葉で、Web業界で頻繁に使用されます。

・ユーザビリティ

Webサイトの使いやすさのことを指している言葉です。簡単な操作できる、処理速度が速いなど、ユーザーにストレスを与えることなく利用できるWebサイトを制作することを表しています。

ラ行

・ランニングコスト

Webサイト運用やシステム保守・運用など、サービスを維持していくために固定で払い続ける費用のことです。

・レスポンシブデザイン

様々なデバイスや画面サイズに、ひとつのファイルで対応させるWebデザインの手法のひとつです。デバイスごとに異なるファイルを用意する必要がないので、管理が楽になり、更新漏れなどを防止できます。

ワ行

・WordPress

WordPressは世界中で愛されているCMSのことです。個人的なブログサイト、企業ページやオンラインショップもこのWordPressで作成することができます。また無料で利用できる、豊富なテーマ(デザインテンプレート)が用意されていて、プラグイン(拡張機能)を使って様々な機能を追加することもできます。

・ワイヤーフレーム

Web ページの大まかなコンテンツやレイアウトを示した構成図のことです。また骨組みとも表現されることがあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?担当されている職種・ポジションによっては聞きなれない用語もあったのではないでしょうか?日進月歩のWeb業界では、新しい言葉が日々、どんどん生まれています。働きはじめのころは大変かと思いますが、あせらず、少しずつ語彙を増やしていきましょう。

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