Web業界などで活躍するクリエイターが転職する際、職務経歴書以上に重要視されることがあるポートフォリオ。「でも、自由度が高いポートフォリオって作るのが苦手で……」という人も多いでしょう。今回は、そんな人におすすめのポートフォリオ作成サービスを紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
参考:http://www.portfoliobox.net/
世界で55万人以上が利用しているほど、使い勝手がいいPORTFOLIOBOXは、デザイナーや芸術家といったクリエイティブな方に向けたポートフォリオ作成サービスとなっています。
テンプレートが充実していて、シンプルで洗練されたデザインが多いのが魅力です。ポートフォリオの作成方法はギャラリーやコレクションといったテンプレートのページに、画像や動画を挿入して、背景色やフォントをカスタマイズすれば、すぐにできます。無料版では10ページで、30画像まで使用することが可能です。
salon.ioが数多くの方に利用されている理由は、「ドラッグ&ドロップ」で簡単にポートフォリオサイトやWebサイトを作成することができる点です。登録方法も簡単で、ユーザー名・メールアドレス・パスワードを入力するだけです。
ただ無料で利用できるのは3ページ分、150イメージとなっています。それ以上制作したいという方は、有料サービスになるので、注意が必要です。ドラッグ&ドロップで簡単にポートフォリオが作成できるのは時短にもなるので、初めてポートフォリオを作るという方は、入りやすくていいかもしれません。
参考:https://www.strikingly.com/
難しい操作が苦手という方は、テンプレートが充実しているStrikinglyがおすすめです。動画を簡単に埋め込めるテンプレートなどあるため、カスタマイズが簡単に実施することができます。無料版でも使用できるアイコンが豊富で、使い勝手がいいのが魅力です。有料版になるとパスワードやカスタムドメインに対応しているなど、無料版ではできないことが実現できます。
少し程度であれば無料版でも使用できますが、転送量が5Gと少ないため、アクセス数が増える状況下では使えない可能性があるので、注意が必要です。他のクリエイターと交流したいという名目で利用するのであれば、有料版を最初から使用した方がいいかもしれません。
サイバーエージェントが運営しているWebサイト作成サービスです。ポートフォリオに特化している訳ではありませんが、それでもポートフォリオ作成には十分のテンプレートが用意されています。スターバックスのHPも、このサービスを使用。全体的にスタイリッシュな仕上がりになっていますので参考にしてみるとよいでしょう。
更新については、専用スマホアプリからでも可能で、無料で実施されている機能として「アクセス解析」・「SEO対策」・「SNS連携」が利用できます。
イスラエル発祥のWeb制作サービスで、クリエイター向けに提供されている内容になっています。ポートフォリオのテンプレートも豊富で、プレビュー画面を見ながらドラッグ&ドロップして素材を移動させたり、操作が簡単なのが特徴です。
ボタンのデザインも凝っているサービスで、動きを加えることもできます。無料プランの場合は、データ容量などに制限があるのが残念です。
ドイツで開始されたサービスで、一時期は個人用Webサイト作成で絶大な人気を誇っていました。編集画面がプレビュー画面になっていて、そのままポートフォリオ用のテンプレートを選ぶことで、色々と作業を行うことができます。画面上でクリックすると、写真や文字を変更することが可能で、ドラッグすれば位置を変更することが可能です。
使い方が分かり辛いという方のために、勉強会やイベントが開催されているのも特徴になっています。無料コースでも十分使える機能で、サーバー用量が500MBまで、帯域幅が2GBまでです。
簡単にポートフォリオが作成できるサービスとなっていて、自身の作品をJAYPEGサイトに投稿することで、Webデザイナー同士で交流ができるオンラインサービスとなっているのが魅力です。
FacebookやTwitterのアカウントでもログインが可能で、SNSと連携して使用している方も多いと言われています。主にイラストの投稿が多く、イラストレーターを目指している方などにはおすすめのサービスです。無料で使用できるのも魅力で、操作性もシンプルで初心者の方でも安心して活用することができます。
アメリカのWebサイト制作サービスで、簡単にポートフォリオが作成できるのが魅力になっています。ポートフォリオに特化したサービスではありませんが、テンプレートが多く、アートデザインや写真といったカテゴリーを選択すれば、すぐにポートフォリオを作成することが可能です。
IM Creatorの特徴は、シンプルでスッキリしたデザインであることで、見やすいのが特徴になります。操作性もシンプルで、クリックやドラッグで簡単に進めることが可能です。無料でも機能に制限がなく、有料になる場合は独自ドメインで公開する場合に限ります。
本格的なポートフォリオサイトを作るのであれば、WordPressは欠かせません。大規模なサイトやECサイトまで作成することができるCMSになっていて、多彩な機能が搭載されています。
ダウンロードしてサーバーに置くことで使用が可能です。テーマと呼ばれるテンプレートを選んでカスタマイズしていきます。HTMLやCSSの知識は必要ですが、Webデザインやコーディング知識があることをアピールすることが可能です。
ポートフォリオ作成サービスをいくつかピックアップしてご紹介しましたが、自分に合いそうなサービスは見つかりましたでしょうか?どれを利用すればよいか迷われている人もいるかもしれませんが、まずは難しく考えずに色々なポートフォリオ作成サービスを触ってみるところからスタートしましょう。