企業研究のチェックポイントはココ!企業理解を深めよう

転職する際、企業研究はしっかりと行っていますか?企業研究を行い、どれだけ企業理解を深めたか?その差が、履歴書・職務経歴書などの応募書類・面接時の対応に如実にあらわれます。ここでは、企業研究のチェックポイントを詳しくご紹介します。

企業研究に役立つ情報を集めよう

企業のホームページだけをチェックして企業研究を済ませていませんか?企業研究に役立つ情報は、企業のホームページだけでは不十分です。まずは情報収集からはじめて、転職に向けて準備を進めていきましょう。

ホームページ以外にチェックすべき情報

・求人情報サイト

最近はホームページを作りこんでいる企業が増えてきました。しかし、企業のホームページは求職者のためだけに作られているわけではなく、法人のお客様向け・投資家向けの情報なども盛り込まれています。企業研究に慣れていない人の場合、求職者側の魅力・メリットを収集するのが難しいと感じる人もいるでしょう。

そこで役に立つのが求人情報サイトです。求職者目線で欲しい情報がまとまっていますし、事業やサービスなどについて分かりやすい言葉で書かれているので、企業研究に慣れていない人にはうってつけの情報源となります。また、同業他社の情報も掲載されているので比較研究できるのも便利な点といえます。

・クチコミサイト

企業研究を行いたい会社が見つかったら、その企業の評判や年収、社風などが分かるクチコミサイトも活用しましょう。実際に勤めていた人のリアルな体験談が書かれているので非常に参考になります。ただし、注意すべきはクチコミサイトの情報を鵜呑みにしないこと。書かれているコメントを個人の見解であり、多くの場合、その人が所属していた組織で体験した話になっています。また昔はそうであったが今は改善されている場合もあります。あくまで“参考程度”と考えておきましょう。

・『業界地図』などの書籍

上記の求人情報サイトやクチコミサイトは、大前提として転職したい企業が決まっている場合に確認する情報となります。もしも、新しい業界にチャレンジするのであれば、『業界地図』などの書籍に目を通すところからスタートしましょう。『業界地図』は、業界の現状や今後の動向、各企業の位置づけ、平均年収などについて書かれています。自分が転職したいと考える業界の中で、どういったポジションの会社に所属したいのかをイメージできれば、ある程度、転職先の選択肢を絞ることができるでしょう。

企業研究のチェックポイント

企業研究の情報源が分かったところで、どういった情報をおさえておくべきか、企業研究のチェックポイントを確認していきましょう。

代表取締役

企業を代表する人物の名前は、面接のタイミングで質問される場合があります。他の企業研究に気を取られて意外と失念してしまう人も多いのですが、企業側としては“当然、知っているもの”と考えています。名前だけではなく、経歴や代表メッセージまで覚えておくと安心です。

企業理念

単に企業理念を覚えるのではなく、理解・共感できるかを確認することがポイントです。「企業理念への理解・共感が会社の大きな成長につながる」と捉え、企業理念を重要視している会社は多くあります。面接などで志望動機を質問された時に「企業理念に共感したから」と答えてしまう人もいますが、どうして共感したのかをしっかりと説明できるように準備しておきましょう。

事業内容や商品・サービス

会社がどのような事業を展開して、商品・サービスを誰に対して提供しているのか?といった基本的なことはもちろん、競合他社と比較してどういった点が強み・弱みがあるのか?今後の将来性はどうか?などについても考えてみましょう。「転職をほとんど考えていなかった中小企業が独自性の高い商品を手掛けている」など、見方を少し変えるだけで新しい発見につながることもあります。

沿革・歴史

企業の沿革・歴史を紐解いてみると「実はこんなこともしていた!」「全然知らかったけど業界では有名な老舗企業だった」などの発見があります。事業内容や商品・サービスを見るだけでは気づくことができなかったことが、沿革・歴史から読み取れる場合もあります。

業績・成長率

事業内容や商品・サービスから、どのくらいの売上・営業利益をあげているか?も確認しましょう。また、単年度だけではなく過去の売上・営業利益も確認をして、どのような成長曲線を描いているかをみることで、その会社の今後の成長性などをイメージすることができます。

関連企業

転職を希望している会社だけではなく、関連会社についても調べておきましょう。「実は、関連会社が世の中に注目されている事業内容や商品・サービスを手掛けている」「単体の売上は高くはないが、連結では倍になっている」などの事実が隠れているかもしれません。また将来的には、親会社や子会社、グループ会社への出向・異動などの可能性もありますので、おさえておいたほうがよい情報といえるでしょう。

社風

従業員数や年齢層、男女別の人員構成、職場の雰囲気は賑やかな/静かなのか、個人プレー/チームワークを重視するのか、社員一人ひとりの意思決定の仕組みはどうなっているのか――ひと言で社風といっても色々な要素があるので、すべてを確認することは難しいでしょう。自分にとって働きやすい環境とは?をあらためて考えて、その環境について重点的にチェックしましょう。

キャリア形成の仕組み・制度

さまざまな転職理由がある中、「キャリアアップ」を挙げる人は少なくありません。せっかく転職した会社で長く働き続けるためにも、昇進や昇給の仕組み、役職の種類など、先んじて会社のキャリア形成の仕組みについて確認しておくとよいでしょう。

まとめ

企業研究を丁寧に行うのは、慣れないうちは時間がかかり、面倒に思うかもしれません。しかし、企業研究が十分でなかったことが理由で転職を繰り返してしまうことを考えると、結果として、本当の意味での転職成功の近道となるはずです。理想の会社・職場に出会うために、企業研究を根気よく続けましょう。

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