フォーマットで差をつける!第二新卒Webデザイナーの履歴書作成方法

アルバイト採用や新卒採用など、人生の中で一度は履歴書を作成したことがある方は多いでしょう。しかし、頻繁に作成するものではないため、いざ作ろうと思った時に様々な疑問が出てくるかと思います。特に新卒と社会人の中間ともいわれる、第二新卒の方であれば転職経験が少なく、どのようなフォーマットが最適なのか疑問を抱くことでしょう。今回は、第二新卒のWebデザイナーに向けた、最適な履歴書フォーマット選定の考え方や、スキルなどを効果的に訴求する履歴書の書き方などについてご紹介します。

履歴書は自分の強みにマッチしたフォーマットを選ぼう

履歴書は、フォーマット選びが大切です。自分の強みを活かせる履歴書を選ぶことにより、応募先企業に自分の良さをしっかりとアピールすることができます。ここでは、履歴書フォーマットの種類や、第二新卒者として企業に訴求したい要素に合わせたフォーマットの活用についてご紹介します。

フォーマットの種類

基本的な履歴書フォーマットであるJIS規格、そして一般用として使用されている履歴書フォーマットについて解説します。

JIS規格

国が定めている標準規格の履歴書がJIS規格です。日本では、この履歴書の様式を参考例とし、このフォーマットを元に様々な履歴書が作られています。
特徴として職歴を記入する欄が広いため、転職経験がある方はその職歴を書き込んでアピールすることが可能です。そのため、社会人経験豊富な方が転職する際に適した履歴書となっています。

一般用

一般用の履歴書の特徴は、資格・スキルをはじめ、趣味や特技、自己PRなどを自由に記入ができるスペースが広くなっています。実務経験のない新卒者や、社会人経験の浅い方など、職務経歴以外の点でアピールをしたい方に向いているでしょう。

履歴書のフォーマットは、基本的に応募先企業が指定している様式に従いますが、特に指定がない場合には、自身の経験値、強みやアピールポイントを企業へと訴求できる効果的なフォーマットを選ぶことをおすすめします。

Webデザイナー志望の第二新卒が選ぶ履歴書

Webデザイナーとして転職を検討している場合、履歴書選びでチェックしておきたい点があります。それは、資格やスキルを記入する欄に十分なスペースがあるか、です。この欄では、Webデザイナーとしての基本的なスキルを備えていることを訴求できます。例えば、Adobe のIllustratorやPhotoshopによる具体的な作業スキルや、デザイン業務をする上で役に立つ関連資格などを記入しましょう。
そして、社会人経験が浅い第二新卒者に対して、企業は実績よりもやる気や熱意などの成長意欲、そして将来性やポテンシャルなどを重視する傾向があります。それらを効果的にアピールするためにも、資格・スキル、自己PRの記入欄が広い「一般用」を選ぶことをおすすめします。

履歴書に記載したいWebデザイナーのスキルとは

Webデザイナーへの転職を希望して応募をする場合、アピールすべき保有スキルや、履歴書へ記入する際のポイントについて解説します。

基本的なスキル

Webデザイナーの基本的なスキルとして、まず思い浮かべるのは、写真加工、レイアウトなどを行うIllustrator・Photoshop、 コーディングを行うDreamweaverなどでしょう。
しかしながら、WordやExcel、PowerPointなどの基本的なOAスキルも、ないがしろにしてはいけません。営業やWebディレクターがPowerPointで作成した提案資料のデザインをブラッシュアップできれば強力なアピールポイントになりますし、Excel操作が得意であればサイト分析・解析のポテンシャルを感じることができます。
まずは自身のグラフィックツールとコーディングツールの操作スキル、OAスキルを整理しましょう。

その他、アピールすべき保有スキル例

ここでは一例として2つのスキルをご紹介します。1つめは、印刷物のデザインやレイアウトを行うための
「InDesign」のスキル。言うまでもなくWeb媒体のみならず、紙媒体のデザイン・印刷の知識・スキルがあれば、活躍の場を広げることができます。
2つめは「動画編集」のスキル。最近では、動画組み込み式のWebサイト作成が当たり前になっています。独学でも構いませんので、PremiereやAfter Effectsなどの動画編集ソフトが少しでも使える方は、その点もしっかりとアピールしましょう。

スキル記載時のポイント

履歴書に実際にスキルを記載していく際には、前職(現職)でどのようにスキルを活用しているのかを簡潔に伝えましょう。

(例)
・Illustrator/ Photoshop…ロゴ・アイコンデザインの作成、バナー作成、LP制作
・Dreamweaver…HTML/CSSコーディング(テキストエディタによるコーディングも可)
・Word…見積書、業務契約書、御礼状などの作成
・Excel…週次・月次レポートの作成、サイト分析(vlookup・countif関数なども使用可)
・PowerPoint…プレゼン資料のデザイン作成(アニメーション機能の付与含む)
・InDesign…イベント用のチラシ・パンフレット作成

転職では、履歴書と一緒に職務経歴書も併せて提出するケースが一般的です。保有スキルを活用した具体的なエピソードやプロジェクト内容は、職務経歴書や自己PR欄に記載して補完します。

履歴書の自己PR欄を通じて、やる気・熱意を訴求する

第二新卒として転職を成功させるなら、履歴書の自己PR欄を活用して就職に対する熱意をしっかり伝える必要があります。その際に押さえておきたい訴求ポイントについてご紹介します。

第二新卒の自己PR訴求ポイント

自己PRの方法として、新卒との差の付け方・他の第二新卒者との差の付け方の2つに焦点を当てて見ていきましょう。

実務経験で新卒と差別化

第二新卒者とは、一般的には「新卒で会社に入社し、3年未満の求職者」を指します。社会人経験が浅いとはいえ、現在保有しているスキルの業務活用は重要な訴求ポイントです。応募先企業に合致する経験・スキルはもちろん、スキルアップに向けて行った具体的な取り組みをアピールしましょう。

(例)
・クライアントに提出する資料作成を担当した際に、プレゼンにもチャレンジさせてもらった。
・自身の作成した資料に訴求力がないことを痛感。自発的に勉強会に参加している。

他の第二新卒者と差別化

ライバルとなる他の第二新卒者と差別化を図る場合には、前職(現職)に自身が行っていた業務がどのように評価されているか訴求することが求められます。

(例)
・資料作成時、綿密なリサーチ・論理的展開が評価され、大規模プロジェクトの資料作成も任せてもらった。
・ランディングページのデザイン改修に携わり、約5%のコンバージョン率改善に貢献した。

このように、保有している経験・スキルによって具体的にどのような成果を出したのかをアピールすることで、他の応募者と差別化が図れます。

自分の経歴を活かせるフォーマットを見極めよう

履歴書は面接と異なり、紙面のみで入社動機から自身が持っている経験・スキル、ポテンシャルなどをアピールしなくてはなりません。社会人経験が浅い第二新卒の方であれば、資格・スキルをはじめ、趣味や特技、自己PRなどを自由に記入ができる「一般用」の履歴書フォーマットを元に、訴求したい項目を簡潔かつ確実に伝えられるように作成しましょう。

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